気味の悪い家|事故物件は売却できるのか!?

気味の悪い家

我が家と同時期に建てられた住宅街のひとつに、一軒だけ痛みが激しいおうちがあります。 日のあたる方向とかそういった影響があるのかもしれませんが、作りもほとんど同じ住宅が並ぶ中、そこだけ外壁が苔だらけ。 風が吹くと、落ち葉やゴミが全部そこのお宅の駐車場に吹き溜まるんです。 「ハズレなおうちだったんだな〜」なんて、自分がそこに住まなくってよかったなんて思っていました。 そこのおうちの奥さんが、ちょっと変わった人で、何時もおどおどしていて、たまに顔を合わせて挨拶をしても、伏し目がちに会釈を返して、用があって外にいたはずなのにそそくさと家の中に戻ってしまうのです。 誰に対してもそんな感じだから、ご近所でも付き合いがある人はいませんでした。 1年くらいたったある日の夕方、そのお宅に引っ越し業者の車が止まっていました。 何気に目をやると、玄関に上がる階段に、そこの奥さんがヨボヨボの老犬を抱いて、ぼーっと座っていました。 化粧もしてなくて、頭はボサボサ。灰色のスエットを着て犬を抱く姿が気味が悪くって、今でもその光景が目に焼き付いています。結局そこのおうちは奥さんの姿しか見ないまま、一年ちょっとで引っ越して行ってしまいました。 その後、十年間。このおうちだけ、三回持ち主が代わっているんです。 新婚さんや、年のいったお母さんと中年の息子、現在は五十代くらいの夫婦が住んでいます。 その人達がみんな、最初の奥さんみたいに、おどおどした感じの人たちばかりなんです。 新築で、いわくつきとか考えられないのに「家が人を選ぶ」のか「人が家を選ぶのか」なんか怖いなーって思いました。
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